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目覚め(終)

2014/05/01 15:25
最後の時間
前回と同じホテルに入る

たっぷり楽しんだから
あとはすることはひとつだ

すぐに服を脱いで重なりあう

それが嫌だとか恥ずかしいなんて思わない
とにかくひとつになりたかった

彼の愛撫が優しいのは
私がメッセージで不満を述べたからか

私は快楽が欲しかった
責められ続けたかった
それも一度逝くだけじゃ物足りない
もっと真っ白になって気を失うくらいまでして欲しかった

でもそれはずっと言えなくて
彼が私の奉仕で快感を得てくれるならそれでいいと思ってた

でもやっぱり
それじゃ私には意味がなかったのだ

従うだけではいられない自分の性格
ご主人さまのいうことを素直に聞く奴隷には
どうしてもなれない

それを知ってか知らずか
彼は従うことを強要したことはなかった

だからこそこれまで続けてこれたのだと思う

それでも溜まりに溜まった不満は爆発してしまい
彼にひどい言葉を投げつけてしまった

どうして逢ってくれないの
私ばっかり会いに行って
予定を合わせてくれない
奉仕ばかりじゃ嫌だ
私だって快楽が欲しい
自分ばっかり
辛い
悲しい

醜い言葉のオンパレード

安定するために欲した関係なのに
苦しくて
自分の環境とあいまって
苦しくて仕方なくて

逢えない4ヶ月の間に
相当に自分を追い詰めていた

それでも
彼が好きで好きで
どうしても彼がよかった

そう思えるようになったのは
やっぱり彼からの歩み寄りを感じるようになったからだ

それは仕事に追われなくていい日々になった彼に
時間的、気持ち的に余裕ができたからなんだろうと思う

醜い言葉を垂れ流す醜い私の手を
離すことはなかった

俺が悪いと言い
埋め合わせをするかのように
私が楽しめるように
彼ができる最大限のことをしてくれたのだ

そして
それは体を繋ぐときもそうだった

私の体を斜め後ろから腕を交差するように
抱きしめて
私の一番敏感な部分である乳首を
指先でつつくようにした

先端から鋭い快感が走って
体が震えだす

強くすることはなく
ゆっくりと押すように

「俺は下手くそだからな 優しくしなきゃな」

そう、そんなことまで言ってた私

じれったいほどゆっくりゆっくり
乳首だけを刺激され続けた

たまらなくてもがく足を
跳ねる体を
彼の足が腕が押さえつける

一度逝っただけでは終わらず
柔らかな刺激が延々と続く

何度も何度も達して
シーツは潮でびしゃびしゃになった

それでも終わらない

普段は絶対言わないおねだりを口にするくらいに
もどかしい快楽

「お願い、もっと強くしてっ、、、」

「痛くなったらダメだから優しくしなきゃな」

下手くそだからなって何度も言う
その度にごめんなさい、ごめんなさいと言い続けた

体の震えが半端なくなって
ガクガク震えて
背中がアーチを描くくらいになる

「もう許してっ、、、」

「ダメだ」

絶叫する勢いで逝き続けて
何も考えられなくなった

見つめる彼の目も見られないくらいに

どのくらい時間が経ったのか
ようやく許されて
すぐに彼が私の中に入ってくる

びしょびしょになって柔らかくなったそこに
彼の張り詰めたものが入り込む

きつく彼の背中を抱きしめて
深く迎え入れる
散々逝かされた体は
更なる強い快楽を生み出した

至福のとき
こうされたかった
ずっと
して欲しかった

夢中でキスをして
声を上げて
自分を忘れて
快楽に没頭した

何度も逝き続けて
最後に放出される彼のものを
口で受け止めた

すべて飲み干してぐったりと倒れ込んだ私を
彼がぎゅっと抱きしめてくれた

ひどいことをたくさん言ったことが
本当に申し訳なくてまだごめんなさいと言う私を
気持ちよかったか、と聞いて
気遣ってくれる

嬉しくて幸せな気持ちでいっぱいで
感謝の気持を言葉に変えたら
「愛してる」になった

セックスのときにしか言わないなと茶化されながら
それでも言いたいときには言いたかった

ふと気が付くともう時間があまりなかった

帰り支度を始めた彼が
「持ってきたのに使わなかった」といって
麻縄を取り出した

また縛ってくれるつもりだったのかって
ちょっと残念に思っていたら
彼はひとまとめに結んだ縄で
私のおしりを軽く叩いた

それが次第に強くなっていく
結び目が痛い
それでも痛みに耐えていたら
ベッドの横に立っていた彼のものが
硬く張り詰めていた

自然と彼のものを口にした
激しく叩かれて痛みをこらえた

見上げる彼の顔は
今まで見たこともないほど興奮しているのがわかった

叩く手は止まらない
私も必死で奉仕した

彼は叫びながら
今までにない早さで放出した



呆然とベッドに崩れ落ちる彼を見て
私も放心状態だった



ベッドに突っ伏したまま彼に言った
「これがあなたのしたいことだったんだ、、、」

これまで2年の間ほとんどSMらしきことは
したことはなかった
主従関係を求めて始めた繋がりだったのに
彼はそれを求めて来なかった

私はプレイがしたいわけじゃないし
痛みが欲しいわけでも、縛られたいわけでもなかったから
それはそれで気にしていなかった

ただ、彼がしたいなら受け止めたい
ずっとそう思ってた

彼は解放されていなかっただけだったのだ

彼が本当にしたかったことは
こういうことだった

それを私に向けて表してくれたことは
とても大きな衝撃であり
とても大きな喜びだった

彼は私の前でSとなり
私は彼の前でMとなった

2年を超えて二人の新しい関係が
始まったのだと思った




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びっくり

はじめまして。
なんだか、全く私の心境と同じだったのでびっくりでした!
新しい関係・・・これからが楽しみですね^^
また遊びにきます。



似ている

nanaさん

はじめまして
コメントありがとうございます

nanaさんのブログも拝見させていただきました
思考の方向がとても似てるなって
私も思いました



初めまして

はじめまして。ブログの跡からきました。

2年・・・ちょうど私達の関係も変化している所です。

愛舞音さん、新たな一歩を踏み出されたのですね。

リンクを張らせて頂いてもよろしいでしょうか?
これからも、読ませて下さいね。
お二人の関係がより良きものになりますように。

sara



ありがとうございます

saraさん

コメントありがとうございます

私達の関係は今まで凪の状態だったのが
突然嵐がやってきたみたいです

彼も私も手探りだから
どうなるかはわからないけど
お互いに影響しあって進んでいくんだと思います

リンクの件よろしくお願いします
私も貼らせていただきますね



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