FC2ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

目覚め2

2014/04/20 00:05
お花見シーズンの過ぎた
誰もいない夜の公園

それでも8割がた花は残っていて
その下でお重を広げた

どれもおいしいって言って
特に若竹煮は気に入ったみたいで
私が食べる前になくなってしまっていた

やっぱりおいしいって言ってもらえることは
料理好きとしては何よりのこと
性的なこととは別に
これはこれで満たされることだった

お花見にしてはかなり気温が下がっていて
彼が寒いって言いながら
私を後ろから抱きしめた

街のど真ん中のぽっかり開いたような公園で
他愛もないことを話し続けた

これまでどんな出会いをしてきたかなんて話しとか
俺達は相性がいいなんて話しを

過去のことはほとんど聞いたことがなかったから
そうなんだって聞き役に徹する

一度逢っただけで続かないっていうから
そりゃ連絡しない、電話しないだから
女はつまんないでしょって言うと
「俺ってまめだろ?」とか言う

いや確かにメールはくれるけど(しかも毎朝)
でも何がダメって話がキャッチボールにならない
聞いても答えず、翌朝のおはようでまたリセットされるのだ

そんなの女としてはおもしろくないと思う
私自身がそう思ってたから

でもどうしても好きで仕方なくて
これまで自分を合わせることで
なんとかつないできたようなところはある

そんな話の中
彼がふと言った

「死ぬなよ」


もちろん死にませんよとすぐに返して

ああ、そうか
そう思うくらい
私はもう彼の中の奥深くに入り込んでるんだ

そういうことを感じることが
去年末のデート以来増えてきている

それを感じずにはいられなかった

あまりの寒さに耐えられなくなって
場所を変えてホテルのそばで見つけた
雰囲気の良さそうな店に行くことにした

そこでワインを泡、白、赤と飲んで
明るい雰囲気の店だから
日常のことを話した
趣味のこと、音楽のこと
ディスプレイにはNHKの街歩きが流れてて
お互いが行ったヨーロッパの国のことを話したりした

こうやって色んな話を飲みながらできるのは
私にとっても彼にとっても
とても楽しいことなのだ

それだけじゃない関係
表も裏も繋がってる

そう思えた



Comment Post

Name:
Subject:
Mail:
URL:

Pass:
Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:
 Home 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。