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月と太陽6

2014/01/15 23:33
しばらく奉仕して満足したのか
彼が身体を離す

最後まですると、後で出来なくなっちゃうからな
そんなことを言いながら

ホテルを出てどこへ行く?と聞かれるけれど
よくわからないから彼に任せた

ほどなくして着いたのは
街中からそんなに離れていないのに
水の流れが美しい広大な公園だった

つかず離れずで彼の後をついて歩いて行く
途中不思議な形の木を写真におさめたりしながら
しばらく散策してから街を離れた

街中を走っている間中
彼はあまり話さなかった

国道が街を外れて山へ向かうころ
彼は「知り合いに会わなくてよかった」と言った

そう、すっかり忘れていたけど
彼の街にいたんだ
私を知ってる人は皆無だけど
彼を知ってる人はいるかもしれない

見られてはいけないのに

そういうことをまったく考えてなかったことを
少し申し訳なく思った

自分はもう独りだからそんなことは考えなくていいけど
彼はそうじゃない

忘れてはいけないことだった



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